「至急」の読み方と意味とは?「しきゅう」と「いたるきゅう」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「至急」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「至急」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「至急」の正しい読み方は「しきゅう」と「いたるきゅう」どちら

至急の漢字表記を目にした人の中には思わず、いたるきゅうと読んでしまう人がいるものです。

確かに至の漢字には、いたるという読みがあるし、急の漢字は、特急といった言葉を見れば分かる様に、きゅうという読みを持っています。

そのためそれら2つの漢字の読みを合わせて、至急を、いたるきゅうと読んでしまうのです。

所が残念ながら、至急の漢字を、いたるきゅうと読むのは誤りで、しきゅうと読むのが正しい読み方となっています。

正しい読み方の結論

至急は、しきゅうと読むのが正解な言葉です。

というのも至の漢字は、いたる以外にも、しという読みを普通に持っているし、後に続く急の漢字はそのまま、きゅうと読む事が出来ます。

以上の事から至急は、至の漢字の、し読みと、急の漢字の、きゅう読みを組み合わせる事によって、至急と読む事が可能です。

「至急」の意味

至急は、この上なくやぎりぎりの所まで行き着くといった意味がある至の漢字に、いそぐや事態が差し迫っているといった意味を有する急の漢字を付け足す事によって成立した言葉となっています。

だからこそ至急は、とても急ぐといった意味を表すのです。

「至急」の言葉の使い方や使われ方

・『倒産を避けるには、至急纏まった資金の調達が必要です』
・『至急人を集めて始めないと、期限に間に合いません』
・『彼女は仕事中に突然倒れて、至急病院に搬送されたそうです』

まとめ

至の漢字には、いたるという読みがあるし、急の漢字には、きゅうという読みはあります。

ですがその2つの読みを繋げて、至急を、いたるきゅうと読むのは間違いです。

至急の漢字は、いたるきゅうではなく、しきゅうと読むべき言葉となっています。

そんな至急は、非常に急ぐ事や大急ぎといった意味を示す際に、用いられる言葉です。

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