この記事では、「般若心経」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「般若心経」の正しい読み方は「はんにゃしんきょう」と「はんにゃしんぎょう」どちら
「般若心経」には2つの読み方があります。
1つ目は「はんにゃしんきょう」で、「しんきょう」は音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
2つ目は「はんにゃしんぎょう」で、「しんぎょう」は連濁になります。
連濁とは、2つ以上の文字を続ける時に、読みやすくする為に後の文字の読み方を清音から濁音にかえる文法です。
正しい読み方の結論
「般若心経」は「はんにゃしんきょう」「はんにゃしんぎょう」どちらも正しい読み方で、意味も同じです。
「般若心経」の意味
「般若心経」は、正式名を「摩訶般若波羅蜜多心経(まかはんにゃはらみったしんぎょう)」と言います。
その昔三蔵法師がインドから持ち帰った原典を漢語に訳し、最も重要な部分を抜粋して、300文字ほどにまとめたもので、最も短いお経と言われています。
一般的に「般若」というと恐ろしい鬼の形相をしたお面を思い浮かべますが、仏教で「般若」は「仏の智慧」「悟り」という意味です。
「般若心経」の言葉の使い方や使われ方
「般若心経」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『祖母は毎日仏前で般若心経(はんにゃしんきょう)を唱える』
・『般若心経(はんにゃしんきょう)は最も短いお経だ』
・『宗教学で般若心経(はんにゃしんぎょう)について学ぶ』
まとめ
今回は「般若心経」の読み方について紹介しました。
「般若心経」は「はんにゃしんきょう」も「はんにゃしんぎょう」も正しい読み方で、意味も同じです。
正しく使える様に覚えておきましょう。