「落雁」という言葉はどのように読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「落雁」の正しい読み方と意味について解説します。
「落雁」の正しい読み方は「らくがん」と「らくすい」どちら
「落雁」という言葉の読み方としては「らくがん」と「らくすい」の2つを考えつきます。
「らくがん」と「らくすい」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「落雁」の正しい読み方は「らくがん」です。
「落」は「落石」【らくせき】「崩落」【ほうらく】など「らく」と読みます。
「雁」は「雁首」【がんくび】「雁擬」【がんもどき】など「がん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「らくがん」が「落雁」の正しい読み方です。
「落雁」読み方がひとつしかなく「らくすい」とは読みません。
「雁」に「すい」という読み方はなく「らくすい」は「雁」を「推」【すい】と見間違えたことによる誤読です。
「落雁」の意味
「落雁」とは、「穀物をひいて作った粉と砂糖や水飴などを練り木枠で押し固めて作る菓子」です。
代表的な和菓子のひとつで水分が少なく日持ちすることから手土産やお供え物などに向いています。
型次第で様々な形に細工が可能なことから草花や鳥など色々な形のものがあります。
本来は型でしっかり固めて作る固い菓子ですが、近年は味や食べやすさを重視した柔らかめのものも増えています。
「落雁」の言葉の使い方や使われ方
・『仏壇に落雁を供える』
・『優しい甘さが特徴の落雁』
・『水分の少ない落雁は長期保存に向いている』
まとめ
「落雁」は「らくがん」が正しい読み方です。
「らくすい」は漢字の見間違いに起因する誤読なので、誤った読み方をしないよう漢字をしっかり確認してください。