この記事では、「要綱」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「要綱」の正しい読み方は「ようこう」と「ようもう」どちら
「要」という漢字は訓読みでは「かなめ」や「要(い)る」と読み、音読みでは「よう」と読みます。
そして、「綱」という漢字は訓読みでは「つな」読み、音読みでは「こう」と読みます。
「要綱」の場合、「要」と「綱」それぞれに音読みを当てるのですが、「綱」を「もう」と読む用法はないので、「ようこう」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「要綱」の正しい読み方は「ようこう」になります。
「要綱」の意味
「要綱」とは、「基本となる大切な事柄やそれらをまとめたもの」のことです。
「要」という漢字は「かなめ」とも読むように、「大切なところ」や「いる」、「もとめる」などの意味が含まれています。
そして、「綱」という漢字も「つな」や「人の守るべき道」などのほか、「おおもとの決まり」や「かなめ」という意味が含まれているのです。
したがって、「要綱」は読んで字のごとく「根本や基本にある大切なところ」を表した言葉と言えます。
「要綱」の類義語としては、「概略(がいりゃく)」や「概要(がいよう)」、「あらまし」、「大要(たいよう)」などがあります。
「要綱」の言葉の使い方や使われ方
・『来月開催されるイベントに関する要綱の作成を頼まれた』
・『公表された民法改正にかかわる要綱に目を通しておく』
・『要綱にいくつか抜けている項目があったので修正を加えた』
まとめ
・「要綱」の正しい読み方は「ようこう」になります。
・「要綱」とは、「基本となる大切な事柄やそれらをまとめたもの」のことです。