この記事では、「視察」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「視察」の正しい読み方は「しさつ」と「しみ」どちら
「視察」は「しさつ」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「視」の音読みは「し」、訓読みは「み(る)」、「察」の音読みは「さつ」、訓読みは「あき(らか)・ み(る)・し(る)」で、「しみ」という読み方はしません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「視察」の正しい読み方は「しさつ」です。
「しみ」とは読みません。
「視察」の意味
「視察」の意味は、「直接現地へ行き、実際に様子を見極めて考えること」です。
ありのままの状態をよく見て、知識や見聞を広めることを表します。
「視」という漢字は「神様へのお供え物をじっとみつめる様子」を表し、「視覚でよく見てものを捉える」という意味、「察」は「神へのいけにえを捧げる様子」を表し、「気持ちをはっきりさせる」という意味、「視察」で、「実際によく見極めてはっきりさせること」になります。
基本的に、表面の部分だけを見るのではなく、実際に足を運んで知識を深めることに使われる言葉です。
「視察」の言葉の使い方や使われ方
「視察」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『社長が支店の様子を視察に訪れる』
・『教員が休暇期間を利用して海外の姉妹校を視察する』
・『総理大臣が台風の被害の様子を視察する』
まとめ
今回は「視察」の読み方について紹介しました。
「視察」の正しい読み方は「しさつ」で、「しみ」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。