この記事では、「解題」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「解題」の正しい読み方は「かいだい」と「わかだ」どちら
「解題」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の読みを確認します。
「解」の漢字の音読みは「カイ・ゲ」で、訓読みは「と(く)・ わか(る)・ほど(く)」です。
また、「題」の漢字の音読みは「ダイ」で、訓読みはありません。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「かいだい」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読み繋いで、いわゆる湯桶読みすれば「わかだい」と読める可能性はありそうですが、「題」には「だ」との読みがないことから、「わかだ」とは読めそうになく、間違いではないかと思われます。
さて、「解題」の正しい読み方は「かいだい」と「わかだ」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
「解題」の正しい読み方は「かいだい」で、「わかだ」と読むのは、先に推察した通り、間違いです。
この熟語では、最も一般的な音読みを重ねた読み方が、正しい読み方だと言うことです。
「解題」の意味
「解題」とは、「書物の著者や内容や出版に関する情報や他に及ぼした影響などについて解説すること」及び「問題を解くこと」を意味する言葉です。
「解題」の言葉の使い方や使われ方
・『文芸評論家が、明治末期の隠れた名作の解題を示して話題となった』
・『数学が得意な彼にも、この問題の解題は未だに出来ていません』
まとめ
「解題」の正しい読み方は「かいだい」で、「わかだ」と読むのは間違いです。
また、この「解題」とは、「書物の著者や内容や出版に関する情報や他に及ぼした影響などについて解説すること」及び「問題を解くこと」を意味する言葉です。