この記事では、「論理」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「論理」の正しい読み方は「ろんり」と「ろんおさむ」どちら
「論理」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「論」の漢字の音読みは「ロン」で、訓読みは常用漢字外の読み方ですが「あげつら(う)・と(く)」です。
また「理」の漢字の音読みは「リ」で、訓読みは、こちらも常用漢字外の読み方ですが、「ことわり・すじ・おさ(める)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ろんり」と読めることが分かります。
また音読み+訓読みで繋げて、いわゆる重箱読みすれば「ろんおさむ」と読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかはこの分析から判断することは出来ません。
さて、「論理」の正しい読み方は「ろんり」と「ろんおさむ」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「論理」の正しい読み方は「ろんり」で、「ろんおさむ」と読むのは間違いです。
この熟語では、少し特殊とも言える重箱読みではなく、最も一般的な音読みを重ねた読み方が正しいことになります。
「論理」の意味
「論理」とは「考えや議論などを進めていく筋道や、思考や論証の組み立てのこと」を意味する言葉です。
「論理」の言葉の使い方や使われ方
・『彼は理系らしく、論理的な考え方をします』
・『あの政治家の主張は、論理的に矛盾しており、決して正しいとは思えません』
・『数学の代数が得意な人は論理思考に優れ、幾何が得意な人はひらめきに優れているそうだ』
まとめ
「論理」の正しい読み方は「ろんり」で、「ろんおさむ」と読むのは間違いです。
また、この「論理」とは「考えや議論などを進めていく筋道や、思考や論証の組み立てのこと」を意味する言葉です。