この記事では、「論究」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「論究」の正しい読み方は「ろんきゅう」と「ろんと」どちら
「論究」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「論」の漢字の音読みは「ロン」で、訓読みは常用漢字外の読み方ですが「あげつら(う)・と(く)」です。
また「究」の漢字の音読みは「キュウ 」で、訓読みは「きわ(める)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ろんきゅう」と読めることが分かります。
しかし、「究」の漢字には「と」との読みがないことから、「ろんと」と読むのは間違いだろうと推察することが出来ます。
さて、「論究」の正しい読み方は「ろんきゅう」と「ろんと」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
「論究」の正しい読み方は「ろんきゅう」で、「ろんと」と読むのは、先に推察した通り間違いです。
「究」に似た漢字で「と」との読みがある漢字は見当たらず、なぜ「論究」を「ろんと」と読み間違えることがあるのかは、不明です。
「論究」の意味
「論究」とは「物事を十分に深く論じること」を意味する言葉です。
「論究」の言葉の使い方や使われ方
・『この命題には、何十年も学者達が議論し、検証して来ており、これ以上論究する意味はない』
・『これ以上論究しても、新しい発想が生み出されることはないでしょう』
・『この問題については、まだまだ論究する価値があります』
まとめ
「論究」の正しい読み方は「ろんきゅう」で、「ろんと」と読むのは間違いです。
また、この「論究」とは「物事を十分に深く論じること」を意味する言葉です。