「論者」の読み方と意味とは?「ろんしゃ」と「ろんもの」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「論者」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「論者」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「論者」の正しい読み方は「ろんしゃ」と「ろんもの」どちら

「論者」には2つの読み方があります。

1つ目は「ろんしゃ」で、音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

2つ目は「ろんじゃ」で、こちらも音読みになります。

「論」の音読みは「ろん」、訓読みは「あげつら(う)・と(く)、「者」の音読みは「しゃ」、訓読みは「もの」です。

「者」「じゃ」と読むのは連濁(れんだく)です。

連濁とは、2つ以上の語が組み合わさる時に、読み易くする為に後に付く語を清音から濁音に変化させる文法です。

「論者」と表記する場合、「ろんもの」とは読みません。

ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

正しい読み方の結論

「論者」の正しい読み方は「ろんしゃ」「ろんじゃ」の2つです。

「ろんもの」とは読みません。

「論者」の意味

「論者」「ろんしゃ・ろんじゃ」共に同じ意味で、「ある意見や主張を筋道立て述べる人」「人とある事柄について述べ合うのが好きな人」という意味です。

「論」「ものごとの道理を説く」「是非や善悪を述べる」という意味、「者」「ある行為をする人」という意味、「論者」で、「ものごとの是非や善悪について道理を説く人」になります。

「論者」の言葉の使い方や使われ方

「論者」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『彼はいつも悲観論者である』
・『論者同士が白熱した議論を交わす』
・『彼は酔っぱらうと論者と化す』

まとめ

今回は「論者」の読み方について紹介しました。

「論者」の正しい読み方は「ろんしゃ」「ろんじゃ」で、「ろんもの」とは読みません。

正しく読める様に覚えておきましょう。

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