日本は数多くの島を抱える島国です。
本土から離れた離島の中に「諸島」と呼ばれる島がありますが、この言葉はどのような島を指していて正しい読み方は何なのでしょうか。
今回は、「諸島」の正しい読み方と意味について解説します。
「諸島」の正しい読み方は「しょとう」と「しょしま」どちら
「諸島」という言葉の読み方として考えられるのが「しょとう」と「しょしま」です。
「しょとう」と「しょしま」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「諸島」の正しい読み方は「しょとう」です。
「諸」は「諸国」【しょこく】「諸事情」【しょじじょう】など「しょ」と読みます。
「島」は「島民」【とうみん】「半島」【はんとう】など「とう」と読むほか、「島唄」【しまうた】「浮島」【うきしま】など「しま」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせるとできる「しょとう」と「しょしま」の2つのうち「諸島」の正しい読み方は「しょとう」です。
「諸島」の意味
「諸島」とは、「複数の島で構成される島の集まり」または「島が点在して存在する地域」を指す言葉です。
水面に囲まれて存在する土地のことを「島」といいます。
一般的には海や湖などに浮かぶ土地を指し大きな島から小さな島までいろいろな島がありますが、複数の島が点在するように密集している地域があります。
そのような島の集まりを指す言葉が「諸島」です。
一般的には中心になる島と周辺の島とで構成されており、地理的にも文化的にも深く結びついています。
「諸島」の言葉の使い方や使われ方
・『八重山諸島に旅行に行く』
・『ハワイは複数の島で構成される諸島である』
・『沖縄諸島に台風が接近する』
まとめ
「諸島」の読み方は「しょとう」で「しょしま」ではありません。
地域の名称としてニュースや天気予報などでも使われる言葉なので正しい意味と読み方を理解しておきましょう。
