この記事では、「諸説」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「諸説」の正しい読み方は「しょせつ」と「もろせつ」どちら
「諸」という漢字は訓読みでは「もろ」や「もろもろ」と読み、音読みでは「しょ」と読みます。
そして、「説」という漢字は訓読みでは「説(と)く」や「説(よろこ)ぶ」と読み、音読みでは「せつ」や「ぜい」、「えつ」と読みます。
「諸説」の場合、「諸」と「説」それぞれに音読みを当て、「しょせつ」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「諸説」の正しい読み方は「しょせつ」になります。
「諸説」の意味
「諸説」とは、「様々な説や意見」、「色々な論説」、「種々の噂」という意味を指す言葉です。
「諸説」が含まれる四字熟語には「色々な説や噂が入り乱れて、真相が不確かなさま」という意味を指す「諸説紛紛(しょせつふんぷん)」があります。
「諸」という漢字には「色々な」や「多くの」という意味のほか、「これ」や「指示する語」などの意味が含まれています。
「説」は「考えを述べる」や「ときあかす」という意味のほか、「意見」や「考え」、「話」や「物語」、「噂」などの意味が含まれる漢字です。
「諸説」と字面が似ている熟語の例には「異説(いせつ)」や「俗説(ぞくせつ)」などがあります。
「諸説」の言葉の使い方や使われ方
・『この語句の由来には諸説挙げられている』
・『この伝承の解釈については諸説入り乱れている』
・『この理論の整合性については、諸説まちまちなのが現状である』
まとめ
・「諸説」の正しい読み方は「しょせつ」になります。
・「諸説」とは、「様々な説や意見」、「色々な論説」、「種々の噂」という意味を指す言葉です。