この記事では、「貸室」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「貸室」の正しい読み方は「かししつ」と「たいしつ」どちら
「貸室」の正しい読み方を考えるために、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読み方を、最初に説明します。
「貸」の漢字の音読みは「タイ」で、訓読みは「か(す)」です。
また、「室」の漢字の音読みは「シツ」で、訓読みは「むろ」です。
ここから、音読み+音読みで二つの漢字を繋げれば、「たいしつ」と読めますし、訓読み+音読みで繋ぐ、いわゆる「湯桶読み」にすれば、「貸室」と読めることが分かります。
しかし、ここからは残念ながら、いずれが正しい読み方かは判断できません。
さて、「貸室」の正しい読み方は「かししつ」と「たいしつ」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「貸室」の正しい読み方は「かししつ」で、「たいしつ」と読むのは間違いです。
この熟語の読みでは、一般的な音読みを重ねた読み方ではなく、「湯桶読み」の方が、正しいと言う結果です。
「貸」の後ろに何を貸すのかを付けた熟語では「貸家」や「貸部屋」や「貸本」や「貸ガレージ」等、「かし」と読む場合が多いと言えます。
「貸室」の意味
「貸室」とは、「部屋代を取って、人に貸す部屋のこと」を意味する言葉です。
「貸室」の言葉の使い方や使われ方
・『最近では、貸室はレンタルルームと呼ばれるのが一般的です』
・『この5階建てのビルは、全館貸室となっていて、大小色々な部屋があります』
まとめ
「貸室」の正しい読み方は「かししつ」で、「たいしつ」と読むのは間違いです。
また、この「貸室」とは、「部屋代を取って、人に貸す部屋のこと」を意味する言葉です。