この記事では、「身上」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「身上」の正しい読み方は「しんじょう」と「みのうえ」どちら
「身上」には2つの読み方があります。
1つ目は「しんじょう」で、音読みになります。
音読みとは、中国から伝わった発音を元にした読み方のことです。
「身」の音読みは「しん」、「上」の音読みは「じょう」「しょう」になります。
2つ目は「しんしょう」で、こちらは「上」を音読みで「しょう」と読みます。
なお、「みのうえ」は「身の上」と書き、「身上」の読み方として辞書には記載されていないので、誤りになります。
正しい読み方の結論
「身上」は「しんじょう」「しんしょう」と読み、読み方により意味が違ってきます。
「みのうえ」と読むのは誤りです。
「身上」の意味
「身上」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「しんじょう」と読む場合、「その人の人生にかかわること」「その人に備わった価値やとりえ」という意味です。
「しんしょう」と読む場合、「その人の人生にかかわること」「財産など経済状態」という意味です。
どちらも共通するは「人生のこと」という意味ですが、派生した意味に違いがあります。
「身上」の言葉の使い方や使われ方
「身上」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『入社の際に身上(しんじょうしょ)書を提出する』
・『根気強さを身上(しんじょう)とする』
・『一代で身上(しんしょう)をつぶす』
まとめ
今回は「身上」の読み方について紹介しました。
「身上」は「しんじょう」または「しんしょう」と読み、読み方により使い方が変わってきます。
「みのうえ」は誤りですので、正しく使える様に覚えておきましょう。