「遠因」の読み方と意味とは?「えんいん」と「とおいん」の正しい読み方について詳しく解釈

「遠因」の読み方と意味とは? 読み方

「遠因」という言葉はどのように読むのが正しい読み方なのでしょうか。

今回は、「遠因」の正しい読み方と意味について解説します。

「遠因」の正しい読み方は「えんいん」と「とおいん」どちら

「遠因」という言葉の読み方として考えられるのが「えんいん」「とおいん」の2つです。

「えんいん」「とおいん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「遠因」の正しい読み方は「えんいん」です。

「遠」には「遠方」【えんぽう】「望遠」【ぼうえん】など「えん」という読み方と、「遠浅」【とおあさ】「高遠」【たかとお】など「とお」という読み方があります。

「因」「因果」【いんが】「原因」【げんいん】など「いん」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「えんいん」「遠因」の正しい読み方で「とおいん」ではありません。

「遠因」の意味

「遠因」とは、「遠く離れた原因」を意味する言葉です。

事象や変化を引き起こす理由に当たる結果の元となるもののことを「原因」といいます。

原因のうち直接的で関わりが近いものを「近因」間接的で関わりが遠いものを「遠因」といいます。

関わりが薄く直接的ではないが結果から原因をたどっていくと行き当たるものが「遠因」です。

「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざにおいて風が吹くことが桶屋が儲かる「遠因」に当たります。

「遠因」の言葉の使い方や使われ方

・『事故の遠因を探る』
・『無関係だと思われたが実際は遠因だった』
・『管理の手抜きが事故の遠因だったのは間違いない』

まとめ

「遠因」の読み方は「えんいん」が正しく「とおいん」は誤りです。

日常会話ではあまり使わない言葉ですが調査や報告書などではよく使われる言葉なので覚えておきましょう。

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