この記事では、「遺作」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「遺作」の正しい読み方は「いさく」と「いな」どちら
「遺」という漢字は訓読みでは「遺(のこ)す」や「遺(す)てる」、「遺(わす)れる」と読み、音読みでは「い」や「ゆい」と読みます。
そして、「作」という漢字は訓読みでは「作(つく)る」や「作(な)す」と読み、音読みでは「さく」や「さ」と読みます。
「遺作」の場合、「遺」と「作」それぞれに音読みを当て、「いさく」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「遺作」の正しい読み方は「いさく」になります。
「遺作」の意味
「遺作」とは、「死後に遺された未発表の作品」を意味する言葉です。
「遺」という漢字には「遺作」や「遺産」に用いられるように「のこす」や「のこる」という意味のほか、「遺失」や「遺漏」のように「おとす」や「ぬけおちる」、「わすれる」という意味、「遺棄」のように「すてる」という意味、「拾遺」や「補遺」のように「残ったもの」、「漏れたもの」などの意味が含まれています。
そして、「作」は「つくる」や「つくられたもの」という意味のほか、「耕す」や「行う」、「働く」や「仕事」、「盛んにする」や「人の振る舞い」などの意味を含める漢字です。
「遺作」の言葉の使い方や使われ方
・『この作品が生前、彼が監督を務めた遺作となった』
・『この作品は未完の遺作でありながら、多くの人々に愛読されている』
・『作者の死から10年後、彼女の功績を讃えて遺作展覧会が催されることになった』
まとめ
・「遺作」の正しい読み方は「いさく」になります。
・「遺作」とは、「死後に遺された未発表の作品」を意味する言葉です。