この記事では、「遺失 」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「遺失」の正しい読み方は「いしつ」と「いう」どちら
「遺」という漢字は訓読みでは「遺(のこ)す」や「遺(す)てる」、「遺(わす)れる」と読み、音読みでは「い」や「ゆい」と読みます。
そして、「失」という漢字は訓読みでは「失(うしな)う」や「失(う)せる」と読み、音読みでは「しつ」と読みます。
「遺失」の場合、「遺」と「失」それぞれに音読みを当て、「いしつ」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「遺失」の正しい読み方は「いしつ」になります。
「遺失」の意味
「遺失」には以下の意味が含まれています。
・「置き忘れたり、落としたりして金品をなくすこと」
・「法律上の動産の占有者が自分の意思によらず、その所持を失うこと」
「遺失」の類義語としては「紛失」や「亡失(ぼうしつ)」などがあり、「遺失」が用いられている例としては以下の熟語があります。
・「遺失物(いしつぶつ)/遺失品(いしつひん)」
誰かが忘れたり、落としたりした物。
・「遺失物横領罪(いしつぶつおうりょうざい)」
他人の遺失物などを自分の物にする罪。
「遺失」の言葉の使い方や使われ方
・『スーパーのトイレを利用した際に財布を遺失してしまった』
・『親切な人により、落としたスマホが遺失物として交番に届けられていた』
・『誰かの落とし物を無断で自分の物にした場合、遺失物横領罪となる可能性がある』
まとめ
・「遺失」の正しい読み方は「いしつ」になります。
・「遺失」は「置き忘れたり、落としたりして金品をなくすこと」や「法律上の動産の占有者が自分の意思によらず、その所持を失うこと」という意味を表す言葉です。