「酒盗」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「酒盗」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「酒盗」の正しい読み方は「しゅとう」
「酒盗」の正しい読み方は「しゅとう」です。
「酒」には「酒杯」【しゅはい】「清酒」【せいしゅ】など「しゅ」という読み方があります。
「盗」は「盗賊」【とうぞく】「強盗」【ごうとう】など「とう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「しゅとう」が「酒盗」の正しい読み方です。
「酒盗」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「酒盗」のよくある間違った読み方として挙がるのが「さけとう」「しゅぬす」です。
「酒」には「酒粕」【さけかす】「酒酔」【さけよい】など「さけ」という読み方があり「盗」は「盗人」【ぬすびと】「盗み撮り」【ぬすみどり】など「ぬす」とも読みます。
「酒盗」には「しゅとう」という読み方しかありません。
他の読み方は全て間違いです。
「酒盗」について説明
「酒盗」とは、「カツオの内臓の塩辛」を指す言葉です。
魚やイカなど魚介類の内臓を塩漬けにしたものを「塩辛」といいます。
よく切ったイカの身をワタとともに漬け込んだイカの塩辛が一般的に知られていますが、イカ以外の材料でも塩辛は作られています。
「酒盗」は塩辛の中でもカツオの内臓で作ったものの名称です。
高知や鹿児島などカツオの産地で作られています。
本来はカツオの内臓で作ったものだけを指す言葉でしたが、現在はカツオを始め魚介類の内臓で作った塩辛全般を「酒盗」と呼んでいます。
「酒盗」の言葉の由来
酒の肴にぴったりで、まるで盗まれるように酒が進みなくなってしまうことに由来します。
まとめ
「酒盗」はお酒によく合う珍味として売られています。
ユニークな由来と読み方を覚えておきましょう。