「鏡筒」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「鏡筒」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「鏡筒」の正しい読み方は「きょうとう」
「鏡筒」の正しい読み方は「きょうとう」です。
「鏡」には「鏡面」【きょうめん】「銅鏡」【どうきょう】など「きょう」という読み方があります。
「筒」は「水筒」【すいとう】「封筒」【ふうとう】など「とう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「きょうとう」が「鏡筒」の正しい読み方です。
「鏡筒」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「鏡筒」のよくある間違った読み方として挙がるのが「かがみとう」「きょうづつ」です。
「鏡」には「鏡石」【かがみいし】「手鏡」【てかがみ】など「かがみ」という読み方があり「筒」は「竹筒」【たけづつ】「大筒」【おおづつ】など「づつ」とも読みます。
どちらも一般的な熟語で用いられる読み方ですが「鏡筒」には当てはまりません。
「鏡筒」について説明
「鏡筒」とは、「レンズを保持する光学機器の筒状をした本体」のことです。
望遠鏡や顕微鏡などの光学機器は対象に向ける対物レンズと目を近づけてのぞき込む接眼レンズの2枚を使って対象物を観察します。
2枚のレンズは円筒形の本体によって保持されていますが、光学機器の本体に当たる筒状の部分の名称が「鏡筒」です。
長さを変えることで焦点を調整するフレームです。
「鏡筒」の言葉の由来
「鏡」には「光学機器」という意味があります。
「光学機器を構成する筒状部品」が「鏡筒」の由来です。
まとめ
「鏡筒」は望遠鏡や顕微鏡を扱う時に耳にする言葉です。
日常的には使わない専門用語ですが覚えておきましょう。