この記事では、「開演」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「開演」の正しい読み方は「かいえん」と「ひらきえん」どちら
「開演」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の読みを確認します。
まず「開」の漢字の音読みは「カイ」で、訓読みは「ひら(く)・あ(く)」です。
また、「演」の漢字の音読みは「エン」で、訓読みは常用漢字外の読み方ですが、「の(べる)・おこな(う)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げば、「かいえん」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば、「ひらきえん」と読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、この分析から判断することは出来ません。
さて、「開演」の正しい読み方は「かいえん」と「ひらきえん」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「開演」の正しい読み方は「かいえん」で、「ひらきえん」と読むのは間違いです。
この熟語では、少し特殊と言える湯桶読みではなく、ごく一般的な音読みを重ねた読み方が、正しいと言うことです。
ちなみに、「開」を使った熟語で、「ひらき」と読ませる熟語は、辞書で調べても見当たりませんでした。
「開演」の意味
「開演」とは、「音楽や演劇・や演芸などの催し物を始めること」を意味する言葉です。
「開演」の言葉の使い方や使われ方
・『まもなく開演時間になりますので、静粛にお願いします』
・『出演者の皆様は、開演1時間前には、必ず控室に入ってくださいますよう』
まとめ
「開演」の正しい読み方は「かいえん」で、「ひらきえん」と読むのは間違いです。
また、この「開演」とは、「音楽や演劇・や演芸などの催し物を始めること」を意味する言葉です。