この記事では、「阿蘇」の読み方を詳しく説明していきます。
「阿蘇」で使われる読み方は「あそ」
「阿蘇」という苗字で使われる読み方は、「あそ」です。
「阿蘇」の苗字に使われている「阿」の漢字は、音読みで「曲学阿世」【きょくがくあせい】、訓読みで「阿」【くま】、「阿る」【おもねる】、「阿る」【よる】などの読み方があります。
「阿蘇」という言葉自体が「阿蘇山」【あそさん】でかなり有名なので、「あそ」と読めない人は少ない苗字だといえます。
「阿蘇」は日本全国で約2,000人しかいないのでかなり珍しい部類の苗字となっています。
「阿蘇」で使われる読み方で多いと考えられる読み方
「阿蘇」の苗字で使われる読み方で多いと考えられるのは「あそ」になります。
「阿蘇」の苗字には、基本的に「あそ」という読み方以外の読み方はありません。
そのため、熊本県にある「阿蘇山」からの連想でもっとも読みやすい読み方である「あそ」が、「阿蘇」の苗字の正しい読み方となるのです。
「阿蘇」の名前で考えられる由来
「阿蘇」【あそ】という苗字の地名に関する由来は、「熊本県の阿蘇市・阿蘇郡」にあると考えられています。
「阿蘇」は非常に古い歴史を持っている地名であり、すでに平安時代が始まったばかりの795年(延暦14年)の段階で「阿蘇」の地名が文書に記されています。
現代では「阿蘇」という苗字の人は、山形県(約350人)や北海道(約270人)に多くなっています。
青森県の弘前藩士にも「阿蘇」という苗字の人物がいたと記録されていますが、応仁の乱(1467〜1477年)の時代に熊本県阿蘇から移住したと推測されています。
その後、山形県を中心とする北日本に「阿蘇」の苗字が広がりを見せました。
まとめ
この記事では、「阿蘇」という苗字のいろいろな読み方を紹介しました。
「阿蘇」に多い読み方や苗字の由来についても解説しているので、「阿蘇」の読み方・由来を詳しく調べたい時はチェックしてください。