良くない状態になることや相手の策略に乗せられる時に使う言葉には「陥る」があります。
この記事では、「陥る」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「陥る」の正しい読み方は「おちいる」と「ふる」どちら
「陥る」の正しい読み方は「おちいる」であり、「ふる」は間違いです。
「陥る」は訓読みで「おちいる」と読む以外にも、「陥れる」で「おとしいれる」と読みます。
「陥」は音読みで「かん」と読みます。
正しい読み方の結論
「陥る」の正しい読み方は「おちいる」になります。
「陥る」の意味
「陥る」は元々深い場所や穴などに落ちたりはまる時に使う言葉であり、これ以外にも良くない状態や状況になる時や、相手の策略に掛かってしまう時にも使うことで有名です。
戦争などでは相手の軍略や戦略に「陥る」場面は多く存在しており、さらに城が攻め落とされる場合にも「陥る」を使います。
「陥」を使った漢字は様々なものがあり、「陥没」や「陥落」、「欠陥」などが有名です。
「陥る」は計略や策略によって相手を騙したりコントロールする言葉であり、似たような言葉としては「嵌る(はまる)」があります。
この言葉は穴に落ちるという意味合いが強く、さらに物事やコンテンツに没頭するという意味で使います。
「陥る」の言葉の使い方や使われ方
・『資金不足に陥ることが予測されたので、銀行融資を申し込むことに決めました』
・『人材不足に陥る場合に備えて、アウトソーシングの会社にコンサルティングしてもらいました』
・『景気低迷に陥ると専門家は予測したが、意外にも経済は持ちこたえているので一安心しました』
まとめ
「陥る」は物理的な穴に落ちる場合から、悪い状態になる時、相手の策略に掛かる時に使います。