この記事では、「雑費」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「雑費」の正しい読み方は「ざつひ」と「ざっぴ」どちら
「雑費」の読み方として想定できるものに、「ざつひ」と「ざっぴ」があります。
「ざつひ」と「ざっぴ」の二つの読み方のうち、「雑費」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「雑費」の正しい読み方の結論は、「ざっぴ」が正しい読み方になります。
「雑費」という言葉で使われている「雑」と「費」の漢字をそれぞれ音読みすれば「ざつひ」となりますが、「ざつひ」では発音しにくいため音便化して「ざっぴ」と読むのが正しい読み方となるのです。
会計用語としても「雑費」の読み方は「ざっぴ」と決められています。
「雑費」を「ざつひ」と読むのは、間違った読み方なのです。
「雑費」の意味
「雑費」の意味は、「一つ一つの金額が小さめの細々とした費用」を意味しています。
「雑費」とは、「何に使ったのかを個別に仕分けする必要性が薄い雑多な費用全般」を指している言葉になります。
簿記・会計の用語としての「雑費」は、「販売費などの特定の勘定科目に分類されない費用で金額的に小さなもの」の意味合いを持っています。
「雑費」の言葉の使い方や使われ方
「雑費」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『水道光熱費や通信費のような公共料金の経費に関するものを雑費で落とすことはできません』
・『個人事業主にとって雑費は便利な勘定科目ですが、何でもかんでも雑費で計上するのは良くありません』
・『文房具や10万円未満の家具・食器類などは、雑費ではなく消耗品費として分類すべきです』
まとめ
この記事では、「雑費」の正しい読み方「ざっぴ」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「雑費」の読み方・意味・使い方を調べたいときは、この記事の解説を参考にしてみてください。