「青唐」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「青唐」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「青唐」の正しい読み方は「あおとう」「せいとう」
「青唐」の正しい読み方は「あおとう」と「せいとう」の2つです。
「青」には「青空」【あおぞら】「青山」【あおやま】など「あお」のほか「青銅」【せいどう】「青年」【せいねん】など「せい」という読み方があります。
「唐」は「唐代」【とうだい】「遣唐使」【けんとうし】など「とう」と読みます。
それぞれの読み方を組み合わせてできる「あおとう」と「せいとう」の2つが「青唐」の正しい読み方です。
「青唐」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「青唐」のよくある間違った読み方として挙がるのが「じょうとう」「あおから」です。
「青」には「群青」【ぐんじょう】「紺青」【こんじょう】など「じょう」という読み方があり「唐」は「唐物」【からもの】「唐揚」【からあげ】など「から」とも読みます。
いずれの読み方も「青唐」には当てはまりません。
「青唐」について説明
「青唐」とは、「青唐辛子」のことです。
赤く色づく前の緑色の唐辛子を指します。
ナス科トウガラシ属の果実は非常に辛く、熟した後は真っ赤に色づきます。
トウガラシの実が赤く色づく前に収穫した緑色のものを青唐辛子といい、青唐辛子の略語が「青唐」です。
品種によって辛味に差があり、色づいた赤唐辛子よりずっと辛いものもあれば全く辛みがなく野菜のように食べられるものもあります。
「せいとう」と読む場合は「宋代の中国の?州」を指しますが、こちらの意味で使われることはほとんどありません。
「青唐」の言葉の由来
「青い唐辛子」に由来します。
まとめ
「青唐」には2つの意味があるもののほとんどは唐辛子を表す意味で使われています。
激辛料理以外にも使われているので正しい読み方を覚えておきましょう。