「頭巾」という言葉はどんな読み方で読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「頭巾」の正しい読み方と意味について解説します。
「頭巾」の正しい読み方は「ずきん」と「とうきん」どちら
「頭巾」という言葉の読み方としては「ずきん」と「とうきん」の2つを考えつきます。
「ずきん」と「とうきん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「頭巾」の正しい読み方は「ずきん」と「とうきん」です。
「頭」には「頭上」【ずじょう】「頭脳」【ずのう】など「ず」という読み方と、「頭骨」【とうこつ】「側頭」【そくとう】など「とう」という読み方があります。
「巾」は「布巾」【ふきん】「雑巾」【ぞうきん】など「きん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ずきん」と「とうきん」はどちらも「頭巾」の正しい読み方です。
「頭巾」の意味
「頭巾」を「ずきん」と読む場合の意味は「布製の頭かぶりもの」です。
「巾」には布や織物という意味があり「頭巾」は折ったり畳んだりして作った頭用の被り物を指します。
防寒や顔隠し、頭部の保護などの目的で用いる装身具の一種です。
「頭巾」を「とうきん」と読む場合の意味は「人名や地名」です。
「頭巾」という姓は全国でも珍しい希少姓で「とうきん」と読みます。
福井県と京都府にまたがる山の名前は「頭巾山」と書いて「とうきんざん」または「ときんざん」と読みます。
「頭巾」の言葉の使い方や使われ方
・『避難するときは防災頭巾をかぶる』
・『還暦祝いの赤いちゃんちゃんこと頭巾を身につける』
・『頭巾をかぶって顔を隠す』
まとめ
「頭巾」の正しい読み方は2つありますが基本的には「ずきん」と読み「とうきん」は人名や地名などにのみ使う特殊な読み方です。
どのような場合に読み方が変わるのか正しく憶えて使い分けましょう。