自治体に関連するニュースで「首長」という言葉が使われていますが、この言葉はどう読むのが正しい読み方で何を意味するのでしょうか。
今回は、「首長」の正しい読み方と意味について解説します。
「首長」の正しい読み方は「しゅちょう」と「くびなが」どちら
「首長」という言葉の読み方として「しゅちょう」と「くびなが」の2つが浮かびます。
「しゅちょう」と「くびなが」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「首長」の正しい読み方は「しゅちょう」です。
「首」には「首脳」【しゅのう】「党首」【とうしゅ】など「しゅ」という読み方と、「首塚」【くびづか】「生首」【なまくび】など「くび」という読み方があります。
「長」は「長命」【ちょうめい】「隊長」【たいちょう】など「ちょう」と読むほか、「長袖」【ながそで】「夜長」【よなが】など「なが」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「しゅちょう」と「くびなが」の2つのうち辞書に記載がある「首長」の正しい読み方は「しゅちょう」です。
「くびなが」も独立した熟語としての正しい読み方ではないものの「首長竜」【くびながりゅう】「首長族」【くびながぞく】など首が長いことを意味する言葉として使われている実例があり間違いとまでは言えません。
「首長」の意味
「首長」とは、「自治体の長」を指す言葉です。
市町や村長、都道府県知事など自治体のトップにいる人、もしくはその役職を指します。
元々は組織の長を指す言葉でしたが現在では自治体以外の組織のトップを表す意味で使うことはほとんどありません。
「首長」の言葉の使い方や使われ方
・『首長が再選された』
・『会議は全国の首長が参加した』
・『首長は直接選挙で選ばれる』
まとめ
「首長」は「しゅちょう」が正しい読み方ですが「くびなが」と読む例もあります。
ニュースでもよく使う言葉なので正しい読み方と意味を知っておきましょう。