「骨子」という言葉は企画や計画などに対して用いる表現ですが、どのような意味がありなんと読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「骨子」の正しい読み方と意味について解説します。
「骨子」の正しい読み方は「こっし」と「ほねこ」どちら
「骨子」という言葉の読み方として「こっし」と「ほねこ」の2つのどちらかだと思われます。
「こっし」と「ほねこ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「骨子」の正しい読み方は「こっし」です。
「骨」には「骨折」【こっせつ】「骨格」【こっかく】など「こっ」という読み方と、「骨身」【ほねみ】「骨接」【ほねつぎ】など「ほね」という読み方があります。
「子」は「子息」【しそく】「養子」【ようし】など「し」と読むほか、「子供」【こども】「親子」【おやこ】など「こ」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「こっし」と「ほねこ」の2つのうち「骨子」の正しい読み方は「こっし」です。
「骨子」の意味
「骨子」とは、「物事の要点」を意味する言葉です。
物事の重要部分や主要な内容を意味する言葉で、それがなければ成立しない中心部分を指します。
一般的には企画や法案など人が考えて作る物事におけるおおよその主要部分という意味で使われている表現です。
「骨子」を中心に足りない部分を補ったり不明瞭な部分を詳しくしたりなど肉付けすることで物事の全体像が完成します。
「骨子」の言葉の使い方や使われ方
・『法案の骨子が明らかになった』
・『計画の骨子は変えずに日程だけを変更する』
・『企画の骨子を変えてしまったら全くの別物になってしまう』
まとめ
「骨子」は「こっし」と読むのが正しく「ほねこ」は誤った読み方です。
企画や計画が重要視されるビジネスの世界で多用される言葉なので、正しい意味と読み方を理解しておきましょう。