この記事では、「骨肉」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「骨肉」の正しい読み方は「こつにく」と「ほねにく」どちら
「骨肉の争い」という言い回しで知られる「骨肉」は「こつにく」と「ほねにく」のどちらが正しい読み方になるのでしょうか。
正しい読み方の結論
「骨肉」の正しい読み方は「こつにく」です。
「骨肉」は「骨」と「肉」を音読み同士で「コツ」「ニク」と組み合わせて読むのが正しく、骨を訓読みにして「ほねにく」と読むことはありません。
「骨肉」の意味
「骨肉」の意味は「肉体」または「肉親など血のつながった者」です。
「骨肉」は読んで字のごとく「骨と肉」を表しており、骨格に肉が付いているさま、つまり肉体そのものを表す言葉になっています。
また、もう一つの意味合いは血縁関係にある者、つまり親子、きょうだいなど血を分けた身内を指しています。
このように血のつながった者同士を「骨肉」と呼ぶのは、骨と肉は肉体を構成するため互いに必要なものであり、骨と肉は常にくっついていることが、血のつながったもの同士に似ているからです。
主に「骨肉の情」「骨肉の争い」「骨肉相食む」などの言い回しに使われますが、「骨肉」という言葉が入ることで、他人同士にはない特別な関係、血のつながりの重さを強調するニュアンスが生まれています。
「骨肉」の言葉の使い方や使われ方
・『私と彼は親友同士で、まるで骨肉の間柄だ』
・『兄弟同士の骨肉の争いを生々しく描いたドラマ』
・『遺産をめぐって親戚同士で骨肉相食む』
まとめ
「骨肉」は骨と肉のことで「こつにく」と読み、「肉体」または「血のつながった者」という意味で使われます。
「ほねにく」という読み間違えないよう注意しましょう。