この記事では、「麻布」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「麻布」の正しい読み方
「麻布」は「あさぬの」と「あさふ」と「あざぶ」と「まふ」と読み、どの読みを当てるかによって指し示す意味が異なります。
「麻」という漢字は音読みだと「ま」や「ば」と読み、訓読みだと「あさ」や「しび(れる)」と読みます。
「布」は音読みだと「ふ」や「ほ」と読み、訓読みだと「ぬの」や「し(く)」と読みます。
「麻布」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「麻」や「布」の読みを濁音に変えて「あざふ」や「あさぶ」と読み間違えてしまうケースが考えられるでしょう。
「麻布」を使った熟語
ここでは「麻布」を使った熟語を紹介していきます。
「麻布(あさぬの)」
「麻糸で織った布」を意味します。
「麻布(あさふ)」
「麻糸で織った布」を意味します。
「麻布(あざぶ)」
「東京都港区の北東部の通称」を意味し、旧麻布区全域のことを指します。
「麻布」は山の手の台地と谷地で起伏に富んだ土地です。
「麻布」という字が当てられるようになったのは江戸時代の元禄期からと言われています。
「麻布(まふ)」
「麻糸で織った布」や「麻の布」を意味します。
まとめ
「麻布」は「あさぬの」と「あさふ」と「あざぶ」と「まふ」と読み、どの読みを当てるかによって指し示す意味が異なります。
「麻」や「布」の読みを濁音に変えて「あざふ」や「あさぶ」と読み間違えてしまうケースが考えられるということでした。