この記事では、「龍」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「龍」の正しい読み方は「リュウ」と「たつ」
「龍」の正しい読み方は、音読みで「リュウ」、訓読みで「たつ」になります。
ただし「龍」の漢字には、日本ではほとんど使われていない音読みとして「リョウ・ロウ・ボウ・モウ」などの読み方もあります。
「龍」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「龍」は漢字一文字だけであるため、その読み方を前もって知っている人の場合には、読み方を間違えることはほとんどありません。
「龍」の漢字は「竜」という形で書かれることも多いのですが、想像上の動物である「龍・竜・ドラゴン」はゲームなどを介して日本では知っている人がほとんどなので、読み間違えをすることが少ないのです。
「龍」を使った熟語
「龍」という漢字を使った熟語とその意味を分かりやすく紹介していきます。
「龍虎」
「龍虎」の正しい読み方は、「りゅうこ」になります。
「龍虎」というのは、「実力がほぼ拮抗(伯仲)している二人の優れた英雄・豪傑」を意味する言葉です。
「臥龍」
「臥龍」の正しい読み方は、「がりゅう・がりょう」になります。
「臥龍」という熟語は、「ふせてうずくまっている龍・臥していてその強さを感じさせない龍」を意味しています。
その意味から転じて、「世に比類なき才能や実力を持っているのに、それが分からないように隠している人物」も意味するようになりました。
「三国志」では、「隠棲中の諸葛亮孔明」を指して「臥龍」といいました。
「龍顔」
「龍顔」の正しい読み方は、「りゅうがん・りょうがん」になります。
「龍顔」という言葉は、「世界・国家を統治する正当な権限を天命によって授けられた天子(皇帝)の顔立ち」を意味しています。
まとめ
この記事では、「龍」の正しい読み方が「リュウ・たつ」であることを示しました。
「龍」の間違いやすい読み方や「龍」を使った熟語の意味についても解説していますので参考にしてみてください。