おおざとに耳で「耶」の読み方とは?簡単に解釈

おおざとに耳で「耶」の読み方とは? 読み方

この記事では、「耶」の読み方を分かりやすく説明していきます。

おおざとに耳で「耶」の読み方

「耶」という漢字は訓読みでは「か」と読み、音読みでは「ヤ」「シャ」「ジャ」と読みます。

「耶」の意味や解説

「耶」には疑問や反語、感嘆の助詞である「や」「か」「外国語の音訳に用いられる字」という意味が含まれています。

「耶」という漢字の成り立ちですが、まず、上下の牙が交わる象形である「牙」に座りくつろぐ人と特定の場所を表す文字の象形である「おおざと」を組み合わせ、「よこしま」「や、か(疑問や反語の助詞)」の意味を表す形声文字である「邪」が出来上がりました。

その後、「邪」が変化して「耶」という字が出来上がったのです。

「耶」の熟語での使い方や使われ方

・『耶馬台国』【やまたいこく】
「3世紀、日本にあった国」を意味する言葉です。

・『耶蘇教』【やそきょう】
「キリスト教」を意味する言葉です。

・『麻耶』【まや】
「釈迦牟尼(しゃかむに)の生母」を意味する言葉です。

・『莫耶』【ばくや】
「名剣として知られる中国春秋時代の剣名」を意味する言葉です。

「耶」の地名での使われ方

・『摩耶山』【まやさん】
兵庫県神戸市灘区に所在する地名です。

・『三ヶ日町摩訶耶』【みっかびちょうまかや】
静岡県浜松市北区に所在する地名です。

「耶」の名前での使われ方

・『阿瀬耶』【あらや】
滋賀県に見られる日本の名字です。

・『宇賀耶』【うがや】
栃木県や東京都に見られる日本の名字です。

・『古耶』【こや】
兵庫県に見られる日本の名字です。

まとめ

「耶」は訓読みでは「か」と読み、音読みでは「ヤ」「シャ」「ジャ」と読む漢字でした。

そして、「耶」には疑問や反語、感嘆の助詞である「や」「か」「外国語の音訳に用いられる字」という意味が含まれています。

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