さんずいへんに亭で「渟」の読み方とは?簡単に解釈

「渟」の読み方とは? 読み方

この記事では、「渟」の読み方を分かりやすく説明していきます。

さんずいに亭で「渟」の読み方

「渟」という漢字は訓読みでは「渟(た)まる」「渟(とど)める」「渟(と)める」と読み、音読みでは「テイ」と読みます。

「渟」の意味や解説

「渟」には「とどまる」「とどめる」「水がたまる」「停める」という意味が含まれています。

「渟」は流れる水の象形である「さんずい」に釘と高大な門の上に佇む建物の象形である「亭」を組み合わせ、形声文字として成り立った漢字です。

「渟」「渟(た)まる」「渟(とど)める」と書くこともできますが、一般的に漢字では「貯(た)まる」「溜(た)まる」「留(とど)める」と書きます。

「渟」の熟語での使い方や使われ方

・『黄茅渟』【きちぬ】
「タイ科の海水魚」を意味する言葉です。

・『武渟川別命』【たけぬなかわわけのみこと】
「日本書紀で崇神天皇の四道将軍の1人と伝えられる孝元天皇と皇子大彦命(おおびこのみこと)の御子」を意味する言葉です。

・『茅渟』【ちぬ】
「クロダイの別名」「ちぬだい」を意味する言葉です。

・『茅渟鯛』【ちぬだい】
「クロダイの別名」「ちぬ」を意味する言葉です。

・『茅渟海』【ちぬのうみ】
「和泉と淡路の間の海、現在の大阪湾一帯の古称」を意味する言葉です。

・『茅渟』【ちぬ】
「和泉の国の沿岸、現在の大阪湾東部の古称」を意味する言葉です。

・『渟名井』【ぬない】
「玉のように正常な和や井」を意味する言葉です。

・『渟足柵』【ぬたりのき】
「大化3年に朝廷により、今の新潟県沼垂辺りに設けられた城柵」を意味する言葉です。

まとめ

「渟」は訓読みでは「渟(た)まる」「渟(とど)める」「渟(と)める」と読み、音読みでは「テイ」と読む漢字でした。

そして、「渟」には「とどまる」「とどめる」「水がたまる」「停める」という意味が含まれています。

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