さんずいへんに台で「治」の読み方とは?簡単に解釈

さんずいへんに台で「治」の読み方とは? 読み方

この記事では、「治」の読み方を分かりやすく説明していきます。

さんずいに台で「治」の読み方

「治」という漢字は訓読みでは「治(なお)す」「治(おさ)める」と読み、音読みでは「ジ」「チ」「イ」「タイ」と読みます。

「治」の意味や解説

「治」には「(ケガや病気が)なおる」「おさめる」「おさまる」「整える」「とりしまる」という意味が含まれています。

「治」は流れる水の象形である「さんずい」に農具の鍬と口の象形である「台」を組み合わせ、「(水を)おさめる」という意味を表す形声文字として成り立った漢字です。

「治」を使った例文

・『民衆のあいだで暴動が起こったが、政府により治められた』
・『彼は一般兵から出世していき、やがて国を治める立場にまで登り詰めた』
・『新しい薬が開発され、それまで難治性とされていた病気が治るようになった』

「治」の熟語での使い方や使われ方

・『治安』【ちあん】
「社会の秩序が守られ、世の中が安寧に治まっていること」を意味する言葉です。

・『治療』【ちりょう】
「病気やケガを治すこと」「病状を治癒させたり、軽快にさせるための医療行為」を意味する言葉です。

・『全治』【ぜんち/ぜんじ】
「病気やケガなどが完全に治ること」を意味する言葉です。

・『統治』【とうち/とうじ】
「まとめ治めること、とりわけ、主権者が領土や人民を支配し、治めること」を意味する言葉です。

・『退治』【たいじ】
「悪いものや害となるものを滅ぼすこと」などを意味する言葉です。

まとめ

「治」は訓読みでは「治(なお)す」「治(おさ)める」と読み、音読みでは「ジ」「チ」などと読む漢字でした。

そして、「治」には「なおる」「おさめる」などの意味が含まれています。

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