さんずいへんに定で「淀」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

さんずいへんに定で「淀」の読み方とは? 読み方

さんずいへんに定と書く「淀」は何と読みどんな意味があるのでしょうか。

今回は、「淀」の読み方と意味について解説します。

さんずいへんに定で「淀」の読み方

「淀」の読み方は音読みでは「テン」「デン」、訓読みでは「よど」「よど?む」です。

「淀」の意味や解説

「淀」とは、「水の流れが停滞しているところ」を指す言葉です。

川は上流から下流へと常に流れがあり水が入れ替わっていますが、大きくカーブしている箇所など一部分だけうまく流れず停滞したまま水の入れ替わりが起こらないところも存在します。

そのような水の流れが停滞していて入れ替わりが起こらない場所を表す言葉が「淀」です。

流れが停滞している場所は水の入れ替わりが起きないことから汚れがたまりやすく濁りが発生します。

水が濁っていることから転じて「見通しが悪い」「新たな移り変わりがない」といったネガティブな意味合いもあります。

「淀」の地名や名前での使われ方

・『淀川』【よどがわ】
「琵琶湖から始まり大阪湾へと流れ出る河川の名称」です。

琵琶湖から流れ出る唯一の河川であり大阪地方を支える淀川水系の本流にあたります。

かつては内陸から大阪湾へと抜ける水路として利用された重要な交通路でありこの川無しには大阪の発展はなかったといわれるほど重要な河川です。

流域人口は西日本最大です。

・『淀君』【よどぎみ】
「豊臣秀吉の側室の一人で浅井長政の娘」のことです。

豊臣家の跡継ぎとなる男子を出産したことによりその地位を確かなものにします。

・『淀橋』【よどばし】
「東京都を流れる神田川に架かる橋の名称」です。

かつての東京に存在した区の名称でもあり現在の新宿駅西口に当たることから大手家伝量販店や病院など新宿に縁のある施設や店舗の名前に使われています。

まとめ

「淀」は全国の地名で見られる言葉です。

川に近い地域でよく使われているので憶えておきましょう。

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