この記事では、「滓」の読み方を分かりやすく説明していきます。
さんずいへんに宰で「滓」の読み方
滓は、音読みでしやさいと読める漢字です。
訓読みでは、かすとおりという読み方が出来ます。
「滓」の意味や解説
文字表記を目にすれば分かる事でしょうが滓は、さんずいの横に宰を付け足すで完成した漢字です。
そんな滓は、かすやよごれ、おりとか水中の沈殿物等といった意味を有する漢字だったりします。
漢字検定としては1級クラスとなっていますが、常用漢字からは外れているのです。
だからこそ日常生活の中では、見掛けたり使用する機会というのはそれ程多くはない漢字の1つと言えます。
「滓」の熟語での使い方や使われ方
・『残滓』【ざんし、ざんさい】
「残ったかす」とか「残りかす」という意味を有する言葉として、使われているのです。
・『鉱滓』【こうさい】
「金属を精錬する際に、原料鉱石中から分離されて炉中の上に浮かんでしまうかす」という意味の言葉として使用されています。
スラグとも呼ばれるものを、指し示す言葉です。
・『魚滓』【うおかす】
「魚類から魚油をとった後に残るかす」を表す言葉として、利用されています。
主に、肥料とか飼料として用いられているものです。
まとめ
さんずいの横に宰を付け加える事で成立した滓は、音読みでさいやし、訓読みでおりとかかすと読む事が出来ます。
おりやかす、沈殿物によごれ等の意味を所有する漢字として使用されているのです。
とはいえこの滓は、常用漢字には含まれてはいないため、テレビや雑誌等のメディアでは基本的に利用されてはいない漢字となっています。
お陰で普段の生活において、この滓を見掛けたり、利用するケースは余りなかったりするのです。
以上の事から滓は、大半の現代人にとっては、馴染み深い漢字であるとは言えません。