この記事では、「漲」の読み方を分かりやすく説明していきます。
さんずいへんに張で「漲」の読み方
漲は、音読みでちょうと読むのが正解な漢字です。
訓読みでは、みなぎと読む事が出来ます。
「漲」の意味や解説
文字表記を見れば理解出来る事でしょうが漲は、さんずいへんの横に張の文字を付け足す事によって成立している漢字です。
そんな漲は、みなぎるや水等が溢れんばかりに満ちる、一杯に広がる等の意味を持っています。
総画数は14画で、漢字検定では1級クラスとなっていますが、現在の常用漢字からは外れてしまっているのです。
お陰で普段の生活において、この漲の漢字を見掛けたり、使用する機会はそれ程多くはなかったりします。
「漲」の熟語での使い方や使われ方
・『漲溢』【ちょういつ】
「みなぎって溢れる」という意味の言葉として、利用されているのです。
・『怒漲』【どちょう】
「水等が勢い良く満ちる事」といった意味を有する言葉として、駆使されています。
・『漲る』【みなぎる】
「水が満ちて溢れる位に盛んになる事」とか「力とか感情が溢れる程に一杯になる」といった意味を持つ言葉として、この漲るは使われているのです。
まとめ
さんずいへんの隣に張の文字を組み合わせる事によって誕生した漲は、音読みではちょう、訓読みではみなぎと読む事が出来る漢字となっています。
更にみなぎるや水がみちあふれる、盛んにわき起こる等の意味を所有している漢字です。
とはいえこの漲は、常用漢字には含まれてはいない漢字であるため、テレビや雑誌等のメディアにおいては基本的に、使用されてはいない漢字となっています。
そのため日常生活の場で、漲の漢字を目にしたり駆使する場面というのはかなり限られているのです。
だからこそ大半の現代人にとっては、決して馴染みがあるとは言えない漢字となっています。