この記事では、「祓」の読み方を分かりやすく説明していきます。
しめすへんに?で「祓」の読み方
「祓」という漢字は訓読みでは「祓(はら)う」や「はらえ」と読み、音読みでは「フツ」や「ハイ」、「フチ」、「ヘ」、「バイ」と読みます。
「祓」の意味や解説
「祓」は「はらう」や「はらい」、「はらい清める」という意味が含まれています。
「祓」は神への生贄を捧げる台の「しめすへん」に「?」を組み合わせ、形声文字として成り立った漢字です。
「祓(はら)う」とは「神に祈りを捧げて、罪や災い、けがれなどを除き取る」という意味を表す言葉です。
「祓(はらえ)」とは「神に祈りを捧げ、けがれを清めて、災厄を取り除くことやそのための神事」、「罪をあがなうために出す物」を意味する言葉です。
「祓」を使った例文
・『今年は厄年でもあるので、高名な神社に厄祓いに行こうかと思っている』
「祓」の熟語での使い方や使われ方
・『祓除』【ばつじょ】
「災いを取り除き、けがれを祓うことやそのための儀式」を意味する言葉です。
・『祓殿』【はらえどの】
「神社で祓いを行うための殿舎」を意味する言葉です。
「祓」の地名での使われ方
・『上祓川町』【かみはらいがわちょう】
鹿児島県鹿屋市に所在する地名です。
・『衣笠大祓町』【きぬがさおおはらいちょう】
京都府京都市北区に所在する地名です。
・『祓川』【はらいかわ】
愛媛県松山市に所在する地名です。
・『深草祓川町』【ふかくさはらいがわちょう】
京都府京都市伏見区に所在する地名です。
・『御祓町』【みそぎちょう】
愛知県豊川市に所在する地名です。
まとめ
「祓」は訓読みでは「祓(はら)う」や「はらえ」と読み、音読みでは「フツ」や「ハイ」、「フチ」、「ヘ」、「バイ」と読む漢字でした。
そして、「祓」は「はらう」や「はらい」、「はらい清める」という意味が含まれています。