しんにょうに山で「辿」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

しんにょうに山で「辿」の読み方とは? 読み方

しんにょうに山と書く「辿」は何と読みどのような意味を持つのでしょうか。

今回は、「辿」の読み方と意味について解説します。

しんにょうに山で「辿」の読み方

「辿」の読み方は音読みでは「テン」、訓読みでは「たど?る」です。

「辿」の意味や解説

「辿」とは、「方向を確かめながらゆっくりと進む」という意味を持つ言葉です。

目指すところに向かって進むさまを表す言葉で、何度も進む方向を確かめながら焦ることなくゆっくりと進んでいく様子を表します。

最終的に行き着くところを見定めてまっすぐに進んでいくのではなく直近の目標を何度も確かめながら少しずつ進んでいく丁寧でじっくりとした進み方に対して用いられる表現です。

どこに行くのかわからないまま進むときにも用いられる表現で、道順をなぞりながら進んだり手がかりを追い求めながら後を追ったりするような「探しながら進んでいく」という正体不明の目的地を求めながら進む様子を表す意味でも使われます。

歩きながら目的地を目指すような物理的な移動を表す意味で使うだけではなく物事が特定の方向に進んだり話が展開したりなど「事態が方向性をもって進むこと」を表す意味でも使う言葉です。

「辿」の例文や使われ方

・『平行線を辿る』【へいこうせんをたどる】
『議論は平行線を辿った』
「意見や主張が一致せずいつまでも対立したままで話がまとまらないこと」を意味する言葉です。

議論でお互いが主張を曲げずに一歩も譲らなかったり話し合いで妥協が見られず合意が形成できなかったりなど、話がまとまらずすれ違ったままの様子を表します。

・『辿り着く』【たどりつく】
『地道な捜査を重ねてようやく真犯人に辿り着いた』
「探し求めながら進んでいった結果目指していた場所に至ること」を意味します。

最終的にどこに至るのかがわからないまま出発し少しずつ道順や行き先を確かめながら進み最後に目指していたところまで到達することを表す言葉です。

まとめ

「辿」は日常的によく使う表現なので正しい読み方と意味を理解しておきましょう。

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