しんにょうに萬と書く漢字には「邁」があります。
この記事では、「邁」の読み方を分かりやすく説明していきます。
しんにょうに萬で「邁」の読み方
「邁」は音読みで「まい」や「ばい」と読み、訓読みは「邁く」で「ゆく」、「邁ぎる」で「すぎる」、「邁める」で「つとめる」と読みます。
「ゆく」は「往く」や「行く」、「すぎる」は「過ぎる」、「つとめる」は「努める」に書くことが可能です。
「邁」の意味や解説
「邁」は行くことや過ぎること、進むことを表す漢字です。
「邁」はこれ以外にも物事が優れていることや他人よりも優っていることを表す時にも使うことが可能です。
「邁」に使われている「萬」は日本の単位で「万」を表す言葉であり、現在ではあまり使われません。
「萬」は単位以外にも物事が多い状態を表す意味もあります。
「邁」を使った言葉には「邁進」があり、こちらは真っ直ぐ進むことを表します。
「邁進」と似ている言葉には「驀進」があり、どちらも同じような意味で使うことが可能です。
「邁」の熟語での使い方や使われ方
・『邁進』【まいしん】
「どんどん進んて行くこと」を表す言葉であり、身体的な勢いだけではなく精神的な恐れを持たずに進むことを表します。
この言葉の類義語としては「驀進(ばくしん)」がありますが、こちらは単純な突進を表す時にも使われます。
・『英邁』【えいまい】
「才能などが特別に優れていること」です。
才能が優れていることを表す言葉には「英才」が有名です。
・『勇往邁進』【ゆうおうまいしん】
「恐れることなく自分の目標に向かうこと」であり、こちらは様々な標語やスローガンとして使われます。
まとめ
「邁」は行くことや過ぎること、進むことを表す言葉であり、これ以外にも他のものと比べて優れていることや物事に励む時に使います。