この記事では、「价」の読み方を分かりやすく説明していきます。
にんべんに介で「价」の読み方
「价」という漢字の音読みは「カイ」で、訓読みは「よい・あたい」になります。
「价」という漢字は、「价人(かいじん)・貴价(きかい)」などの熟語において「カイ」という音読みで読まれています。
「价」の漢字は普段の文章や生活で目にすることがほとんどなく、日本では使用頻度が極めて少ない漢字です。
そのため、「价」を「よい・あたい」と訓読みしている文章はまずありません。
「价」の漢字の意味や解説
「价」という漢字の意味は、「善い・良い」になります。
「价」の漢字は、善悪を分別する基準において「善い」ことを意味しています。
あるいは、物事・性能の良し悪しを区別する基準において「良い」ことを意味している場合もあります。
「价」には、「他よりも優れている」といった意味合いも備わっているのです。
「价」が持っているシンプルな意味として「大きいさま」も指摘することができます。
「价」の例文や名前・熟語での使い方
・『价には倫理的に善いという意味合いだけではなく、機能・品質・性格などが良いといった意味合いも備わっています』
・『近代以前の中国の僧侶には、价という漢字を自らの名前・号として用いていた人が少なからずいました』
・『洞山良价』【とうざんりょうかい】
「807年に生まれて869年に亡くなった曹洞宗の創始者ともされている僧侶の名前」を意味している言葉です。
洞山良价とその弟子の曹山本寂(そうざんほんじゃく)から名字の先頭の一文字を取ることで、「曹洞宗」という宗派名が生まれたのです。
・『貴价』【きかい】
「高貴な身分・地位」あるいは「高位の身分を持っている人物・貴人」を指し示して使われている言葉です。
・『价人』【かいじん】
「背格好が大きな人・人格や倫理に優れている人」といった意味合いで使われている熟語になります。
まとめ
この記事では、にんべんに介と書く「价」の読み方・意味・使われ方を詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「价」という漢字について詳しく調べたいときには、この記事の解説をチェックしてみてください。
