にんべんに卓で「倬」の読み方とは?簡単に解釈

にんべんに卓で「倬」の読み方とは? 読み方

この記事では、「倬」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「人(ひと・にんべん・ひとやね)」に「卓」で「倬」の読み方

「倬」は、音読みで「タク」「チョク」があり、訓読みで「倬い」【たかい】、「倬きい」【おおきい】、「倬らか」【あきらか】があります。

「倬」の意味や解説

「倬」の意味には、他よりもすぐれていること、ぬきんでていること、あきらかに大きいこと、たかいこと、いちじるしいこと等があります。

このように「倬」は、何かと比べたうえで優れているといった意味合いが強い言葉となります。

近い漢字の「卓」の意味にはすぐれていること、ぬきんでていること、つくえがあります。

「卓」と比べると「倬」には、つくえという意味がなく、「?」があることで、人(他)との比較の意味合いが強いものとなります。

現在ではあまり使われることが無く、比較的使用頻度の低い地名や人名などに分類されるJIS第2水準漢字です。

「倬」の熟語での使い方や使われ方

・『倬詭』【たくき】
「すぐれていて異彩があること」を意味する言葉です。

「詭」には、いるわる、あざむく、そむく、ふつうでない、あやしいといった意味があり、「すぐれていて異彩があること」から連想するようなポジティブな意味合いというよりも、ネガティブな意味合いを含んで使われる熟語となります。

・『倬峭』【たくしょう】
「理想とする場所が高いこと」を意味する言葉です。

「峭」には、けわしい、たかくけわしい、きびしいといった意味があり、そのような状態と比べてさらに高いことを目指すといった意味合いで使われます。

まとめ

「倬」の読み方や使われ方について説明しました。

「倬」は、何かと比較して他よりもすぐれていることを表す漢字です。

現在では地名や人名などに使われる言葉で、あまり使われることがない漢字となります。

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