魚へんに堅で「鰹」の読み方とは?簡単に解釈

魚へんに堅で「鰹」の読み方とは? 読み方

魚へんに堅と書く漢字には「鰹」があります。

この記事では、「鰹」の読み方を分かりやすく説明していきます。

魚へんに堅で「鰹」の読み方

「鰹」は音読みで「けん」と読み、訓読みは「かつお」と読みます。

「鰹」の意味や解説

「鰹」はスズキ目サバ科に属ずる魚であり、身体が大きい肉食魚として有名です。

「鰹」は全世界の熱帯や温帯海域に生息する魚であり、外洋性であることから色々な種類が存在します。

「鰹」は南洋だと一年中見ることが可能ですが、日本では特定の季節に多く見ることが可能です。

日本の「鰹」は太平洋側に多く生息しており、春先には北上して秋ごろには南下する回遊するのが特徴です。

日本の「鰹」が北上する時期は夏前とされており、この時期のものは「初鰹」と表現します。

「初鰹」は太平洋を北上するものを示す言葉ですが、これとは逆に南下する時期のものは「戻り鰹」と表現します。

「鰹」は日本では古くから様々な食品として使われています。

「鰹」の熟語での使い方や使われ方

・『初鰹』【はつがつお】
「4月から6月ごろに北上する鰹」であり、この時期のものはまだ脂が乗っていないことからさっぱりとした味わいとなっています。

・『戻り鰹』【もどりかつお】
「9月から10月ごろに南下する鰹」であり、この時期のものは脂が乗っているものが多く、秋の味覚として人気があります。

・『鰹節』【かつおぶし】
「鰹の肉を乾燥させたり燻製したもの」を表す言葉です。

「鰹節」は長期保存が可能になり、これを薄く切ったものは色々な料理やふりかけ、鰹だしの素として多くの家庭で使われています。

まとめ

「鰹」はスズキ目サバ科の魚であり、夏前から秋までが食べごろとなっています。

夏前のものは「初鰹」、秋ごろのものは「戻り鰹」という愛称で呼ばれており、どちらも古い時代から色々な料理に使われてきました。

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