この記事では、「依」の読み方を分かりやすく説明していきます。
にんべんに衣で「依」の読み方
「依」という漢字は訓読みでは「依(よ)る」と読み、音読みでは「イ」や「エ」と読みます。
「依」の意味や解説
「依」には「よる」や「頼る」、「よりかかる」、「そのまま」や「元のまま」、「ハッキリせず、ぼんやりとしている」という意味が含まれています。
「依」は横から見た人の象形である「にんべん」に衣服の襟元の象形である「衣」を組み合わせ、「よる」や「もたれかかる」という意味を表す会意兼形声文字として成り立った漢字です。
「依」での熟語での使い方や使われ方
・『依存』【いそん/いぞん】
「他に頼って生活したり、存在していること」を意味する言葉です。
・『依頼』【いらい】
「他者に用件を頼むこと」や「他者を頼みや当てにすること」を意味する言葉です。
・『依拠』【いきょ】
「あるものに基づいていたり、拠り所とすること」を意味する言葉です。
・『依然』【いぜん】
「元のままである様」や「前のとおりである様」を意味する言葉です。
・『依託/依托』【いたく】
「他者に任せてやってもらうこと」や「もたせかけること」を意味する言葉です。
・『依存』【いそん/いぞん】
「他に頼って生活したり、存在していること」を意味する言葉です。
・『依願』【いがん】
「本人からの願い出によること」を意味する言葉です。
・『依違』【いい】
「曖昧な態度をとること」を意味する言葉です。
まとめ
「依」は訓読みでは「依(よ)る」と読み、音読みでは「イ」や「エ」と読む漢字です。
そして、「依」には「よる」や「頼る」、「よりかかる」や「そのまま」、「ハッキリせず、ぼんやりとしている」などの意味が含まれています。