やまいだれに留で「瘤」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

やまいだれに留で「瘤」の読み方とは? 読み方

やまいだれに留と書く「瘤」は何と読みどんな意味を持つのでしょうか。

今回は、「瘤」の読み方と意味について解説します。

やまいだれに留で「瘤」の読み方

「瘤」の読み方は音読みでは「リュウ」、訓読みでは「こぶ」「はれもの」です。

「瘤」の意味や解説

「瘤」とは、「一部分だけ膨らむように盛り上がったかたまり」を意味する言葉です。

平らな表面に一部分だけ盛り上がっているかたまりを指します。

一般的には人間の体にできる不自然なかたまりを指し、強く打ち付けて腫れた部分や病気や怪我などの理由で筋肉の一部分だけが固くなってできる皮膚の盛り上がりを指す言葉です。

人間の体にできるもの以外にも樹木の表面の一部分だけが固くなっている部分や地面にできる出っ張りなども「瘤」と表現します。

基本的には意図して作ったものではなくできてしまった盛り上がりに対して使う表現です。

本来は平らであるべきところにできる不自然な盛り上がりは不必要なものであることから転じて「行動を妨げるもの」という障害物や邪魔者の例えにも使われます。

「瘤」の熟語での使い方や使われ方

・『動脈瘤』【どうみゃくりゅう】
「動脈が血液によって押し広げられコブのようになった状態」を指します。
まっすぐであるはずの動脈の一部分だけが不自然に盛り上がっている状態を指す言葉で、血管壁そのものは損傷しておらず血流は正常ですが大きくなると周囲の神経や臓器を圧迫するなど異常を引き起こします。
血圧により血管が破れる恐れもある危険な状態です。

・『力瘤』【ちからこぶ】
「力を込めると浮き上がる筋肉の盛り上がり」を指します。
肘を曲げて二の腕に力を入れると浮かび上がる筋肉のかたまりのことで、体を鍛えている人ほど大きく盛り上がります。

まとめ

「瘤」はさまざまなものが盛り上がってできるかたまりを指す言葉です。

病気関係でよく使われる言葉なので正しい意味を知っておきましょう。

読み方
シェアする
言葉の読み方辞典
タイトルとURLをコピーしました