この記事では、「喃」の読み方を分かりやすく説明していきます。
口へんに南で「喃」の読み方
喃は音読みで、なんとだんと読む事が出来る漢字です。
更に訓読みでも喃は、のうとか、喃るという形でしゃべると読む事が可能な漢字となっています。
「喃」の意味や解説
口へんの横に南と書く事で成立した喃の漢字は、しゃべるやべらべらとしゃべる、もしもしと呼び掛ける声といった意味を所有する漢字です。
とはいえ大抵の人にとってこの喃は、余り馴染みがなかったりします。
それもそのはずで、この漢字は常用漢字には含まれていないため、日常的に頻繁に見掛けるものではありません。
「喃」の熟語での使い方や使われ方
・『喃語』【なんご】
「べちゃくちゃとしゃべる」という意味の言葉として使われているのです。
他にも「男と女がむつまじくしゃべる」という意味の言葉として駆使されています。
・『喋喋喃喃』【ちょうちょうなんなん】
「男女がむつまじく楽しそうに語り合う」という意味で使用されたり、「小声で親しげに話す様子」といった意味の言葉として利用されているのです。
・『喃喃』【なんなん、のうのう】
なんなん読みで、「べちゃくちゃと口数が多くしゃべり続けている事」という意味を表します。
のうのう読みでは、「もしもし」と人を呼び掛ける言葉を示すのです。
まとめ
喃は、音読みでだんとなん、訓読みで、のうやしゃべという読み方が出来る漢字となっています。
そんな喃の漢字は、べらべらしゃべるとか、もしもしの様な人に呼び掛ける時の声といった意味を指し示す言葉として使われているのです。
ただし大抵の人にとっては、普段の生活で余り見掛ける事がない漢字となっています。
というのも喃の漢字は、常用漢字に含まれていないため、使われる機会もかなり限定されているのです。
もっとも喋喋喃喃というこの言葉を用いた四字熟語は、スピーチ等で使われる事もあります。