口へんに老日と書く漢字には「嗜」があります。
この記事では、「嗜」の読み方を分かりやすく説明していきます。
口へんに老日で「嗜」の読み方
「嗜」は音読みで「し」と読み、訓読みは「嗜む」で「たしなむ」、「嗜み」で「たしなみ」と読みます。
「嗜」の意味や解説
「嗜」は物事や趣味、芸事を好んですることや、これらの技能が身につけている様を示す時に使う言葉です。
「嗜む」は物事や趣味に精通しており、それを好んでしている様を示す時に使います。
「嗜む」はこれ以外にも自分の行動や外見に気を付ける時にも使うことが可能であり、こちらは「身嗜み(みだしなみ)」という使い方が有名です。
「嗜」は色々な物事を好んですることを表す言葉であり、こちらは技術や才能の素養を示す時にも使うことが可能です。
さらに「嗜」は特定の行動を一心にすることや貪る時にも使います。
「嗜」の熟語での使い方や使われ方
・『嗜好』【しこう】
「好んで親しんでいること」を示す言葉です。
こちらは物事や趣味に対して使うことが可能であり、物品に対しては「嗜好品」という言葉を使います。
「嗜好品」には色々な種類があり、お酒やコーヒー、タバコ、お菓子などが存在します。
・『嗜虐』【嗜虐】
「残虐なことを好む様」を表す言葉であり、基本的にはネガティブな意味として使われます。
「嗜虐」の類義語としては「加虐」があり、こちらは残虐なことや暴力的な行為することを示す言葉です。
・『嗜欲』【しよく】
「自分の欲望のままに好きなことをする様」を表す言葉です。
この言葉の類義語には「私欲」があり、こちらは個人的な欲望や欲求を示す時に使います。
まとめ
「嗜」は自分が好きで親しんでいるものや、趣味や技能が身についている様を示す時に使う言葉です。
必要ではないが好きで食べるものを表す言葉には「嗜好品」があり、こちらはリラックス効果が高い点が人気です。