口へんに里で「哩」の読み方とは?簡単に解釈

口へんに里で「哩」の読み方とは? 読み方

口へんに里と書く「哩」は何と読みどのような意味を持つのでしょうか。

今回は、「哩」の読み方と意味について解説します。

口へんに里で「哩」の読み方

「哩」の読み方は音読みでは「リ」、訓読みでは「まいる」です。

「哩」の意味や解説

「哩」とは、「長さの単位のマイル」を意味する言葉です。

イギリスやアメリカで広く使われているヤードポンド法に基づく長さの単位である「マイル」を意味します。

数字の単位として用いられる言葉であり正確に言うと漢字ではなく略字と呼ばれる記号にあたります。

現在長さの単位としてマイルを表記する場合は「mile」「ml」という単位記号が用いられますが「哩」も同じ意味を持つ言葉です。

1910年に度量衡法が改正された時にヤードポンド法は法定単位として日本で使用が認められましたが、その時に正式な単位表記としてヤードポンド法のそれぞれの単位に文字が当てられました。

その中でマイルを意味する漢字として作られたのが「哩」です。

現在の日本でもヤードポンド法は計量法により正式な単位として認められていますが使われるのはインチネジなど一部に限られます。

単位表記も「mile」が正式表記で「哩」という表記は作品のタイトルなど特殊な場合を除き一般的にはほとんど使われない言葉です。

「哩」の熟語での使い方や使われ方

・『哩競走』【まいるきょうそう】
「1マイルの長さを走って順位を競う競技」のことです。

1マイルは約1. 6kmに相当する距離で陸上競技の4人が400mを走るリレー種目や競馬で1600mの距離を走るレースを表します。

・『海底二万哩』【かいていにまんまいる】
「1955年に日本で公開されたジュール・ヴェルヌ原作のディズニー映画」です。

ジュール・ヴェルヌのSF小説「Vingt mille lieues sous les mers」を原作に作られた SF映画で原作小説の日本語訳は「海底二万里」ですが、映画版の邦題は「海底二万哩」という表記になっています。

まとめ

「哩」は正式には漢字ではなく単位記号という扱いになっています。

滅多に使わない難読文字なのでこの機会に憶えておきましょう。

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