手へんに童で「撞」の読み方とは?簡単に解釈

手へんに童で「撞」の読み方とは? 読み方

この記事では、「撞」の読み方を分かりやすく説明していきます。

手へんに童で「撞」の読み方

「撞」という漢字は訓読みでは「撞(つ)く」と読み、音読みでは「ドウ」「シュ」「トウ」「ジョウ」と読みます。

「撞」の意味や解説

「撞」には「つく」「突きあたる」「つき鳴らす」という意味が含まれています。

「撞」は5本の指がある手の象形たる「手へん」に入れ墨に用いる針と人の目、重い袋の象形である「童」を組み合わせ、「手でドンとつく」という意味を表す会意兼形声文字として成り立った漢字です。

「撞(つ)く」には「尖った物で1カ所を強く当てたり、勢いよく刺すこと」「棒状のもので強く押す」「細長い物の先を押し立て、支えにする」「打ち当ててはずませる」など多くの意味が含まれており、漢字では「突く」「衝く」とも表記されます。

「撞」の熟語での使い方や使われ方

・『鐘撞き』【かねつき】
「釣鐘をつくこと」「寺院にて釣鐘をつき鳴らす人や番をする人」を意味する言葉です。

・『撞木』【しゅもく】
「鐘などを打ち鳴らすための丁字型の棒」「釣鐘を突く棒」などを意味する言葉です。

・『撞木鮫』【しゅもくざめ】
「ネズミザメ目シュモクザメ科に分類される海水魚の総称」などを意味する言葉です。

その名の通り、撞木のような丁字型の頭部が特徴です。

「撞」の地名での使われ方

・『撞木町』【しゅもくまち】
京都府京都市伏見区に所在する地名です。

「撞」の名前での使われ方

・『鐘撞』【かねつき/かねつく】
島根県や兵庫県、鹿児島県、広島県、東京都に多く見られる日本の名字です。

まとめ

「撞」は訓読みでは「撞(つ)く」と読み、音読みでは「ドウ」「シュ」「トウ」「ジョウ」と読む漢字でした。

そして、「撞」には「つく」「つき鳴らす」などの意味が含まれています。

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