この記事では、「晦」の読み方を分かりやすく説明していきます。
日へんに毎で「晦」の読み方
「晦」という漢字は訓読みでは「晦(くら)い」や「つごもり」、「みそか」と読み、音読みでは「カイ」や「ケ」と読みます。
「晦」の意味や解説
「晦」には「みそか」や「つごもり」、「くらい」、「くらます」という意味が含まれています。
「晦」は太陽の象形である「日」に髪飾りをつけて結髪する婦人の象形である「毎」を組み合わせ、「日が暗い」という意味を表す形声文字として成り立った漢字です。
「みそか」や「つごもり」とは「月の最終日」や「月末」などの意味を表す言葉になります。
「晦」の熟語での使い方や使われ方
・『晦日』【みそか/つごもり】
「月の最終日」を意味する言葉です。
・『大晦日』【おおみそか】
「晦日のうち、1年最後の日になる晦日のこと」を意味する言葉です。
・『昏晦』【こんかい】
「暗いこと」や「日が暮れて暗いこと」を意味する言葉です。
・『冥晦』【めいかい】
「光明が途絶えて、暗がりとなること」、「暗闇」、「暗がり」を意味する言葉です。
・『昏晦』【こんかい】
「暗いこと」や「日が暮れて暗いこと」を意味する言葉です。
・『晦朔』【かいさく】
「みそかと1日」、「1カ月間」を意味する言葉です。
・『晦渋』【かいじゅう】
「言葉や文章が難しくて分かりづらいことやその様」、「難解」を意味する言葉です。
・『晦冥』【かいめい】
「辺りが暗くなること」、「暗闇」を意味する言葉です。
・『晦蔵』【かいぞう】
「自分の才能や学識を他人に知られないように隠すこと」、「資源などが埋もれていること」を意味する言葉です。
まとめ
「晦」は訓読みでは「晦(くら)い」や「つごもり」、「みそか」と読み、音読みでは「カイ」や「ケ」と読む漢字です。
そして、「晦」には「みそか」や「つごもり」、「くらい」、「くらます」という意味が含まれています。