月に逆のしんにょうがない字で「朔」の読み方とは?簡単に解釈

月に逆のしんにょうがない字で「朔」の読み方とは? 読み方

この記事では、「朔」の読み方を分かりやすく説明していきます。

逆のしんにょうがない字に月で「朔」の読み方

「朔」の漢字の音読みは「サク」で、訓読みは「 ついたち・きた」です。

「朔」の意味や解説

「朔」の漢字の音読みの「サク」とは「地球から見て、月と太陽が同じ方向となり、月から反射した太陽光が地球にほとんど届かない状態のこと」すなわち、一般的に「新月」と呼ばれている状態を指す言葉です。

月の満ち欠けをベースに暦が作られていた旧暦では、この新月を月の最初の日と定められていたので、「一日、ついたち」の意味を持つ漢字となったのです。

また、訓読みのもう一つに「きた」がありますが、これは方位の「北」を意味します。

この理由としては、「朔」の漢字には「一日(ついたち)」から派生した一番目という意味があります。

昔は方位や時刻に対して十二支が当てられていたのはご存知でしょうが、十二支の最初、すなわち一番目が「子(ね)」「北」の方位に割り付けられていたことから、「きた(北)」との訓読みの意味を持つようになったのです。

「朔」の熟語での使い方や使われ方

・『朔日』【さくじつ】
「毎月の第1日、ついたち」を意味する熟語です。

・『朔風』【さくふう】
「北から吹く風、北風」を意味する熟語です。

・『正朔』【せいさく】
「正月の朔の日、すなわち1月1日のこと」及び「暦のこと」を意味する熟語です。

まとめ

「朔」の漢字の音読みは「サク」で、訓読みは「ついたち・きた」です。

また、「朔」の漢字には、音読みの「サク」が意味する「新月」、そこから派生した訓読みにある「毎月の月初め、すなわち一日(ついたち)」さらに、これも訓読みにある「北(きた)」の意味があります。

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