木へんに工で「杜」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

木へんに工で「杜」の読み方とは? 読み方

この記事では、「杜」の読み方を分かりやすく説明していきます。

木へんに工で「杜」の読み方

「杜」の漢字の音読みは「ト・ズ」で、訓読みは「やまなし・ふさ(ぐ)・と(じる)・もり」です。

「杜」の意味

「杜」の漢字には訓読みにある通り、「バラ科の落葉小高木」である「やまなし」と言う樹木の名称の意味があります。

また、その他に「ふさぎ止めること」の意味もあります。

さらに「もり」の意味もありますが、一般的に使われている樹木が生い茂った場所を示す「森」とは異なり、「神社のある場所の木立ちのこと」で、いわゆる「鎮守のもり」や、それに似て「神秘的な雰囲気のある森」の意味で使われます。

この漢字の読みは、先に記した通りですが、その読みからは読むことが出来ない「アヤメ科の植物」の名称の「杜若?(かきつばた)」や、「酒づくりの職人の長」を意味する「杜氏?(とうじ)?」や、「ヒノキ科の常緑樹」の名称の「杜松?(ねず)?」「カッコウ科の鳥」の名称の「杜鵑?(ほととぎす)?」等の難読熟語にも使われています。

「杜」の熟語での使われ方

・『杜絶』【とぜつ】
「続いていた物事がとぎれて絶えてしまうこと」を意味する熟語です。

・『杜撰』【ずさん】
「物事がいいかげんで、誤りが多いこと」を意味する熟語です。

・『杜漏』【ずろう】
「粗略で、また手抜かりが多いこと」を意味する熟語です。

まとめ

「杜」の漢字の音読みは「ト・ズ」で、訓読みは「 やまなし・ふさ(ぐ)・と(じる)・もり」です。

「杜」の漢字には訓読みにある「バラ科の落葉小高木」の樹木の名称の「やまなし」や、「神社の鎮守のもり」の意味や、その他に「ふさぎ止めること」の意味があります。

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